NPC画像がないものに関しては今後実装予定のものになります。

イラスト提供者:鷹崎様

・国際魔術連盟(International Magical Federation.通称IMF)
 本拠地:北アメリカ(アメリカ、ワシントンD.C.の旧国際通貨基金跡地)

 結界内の推定居住者数:6000万人
 災害後残存している数少ない国家の1つであるアメリカ合衆国の組織。ただし国家の主権は彼らが握っている。
世界各地にエージェントを派遣して土地や伝承の調査、彼らの定めた規約(ゲッシュ)を違反した者達の制裁などを行っている。主な仕事としては各魔術結社・宗教組織の軋轢を避けること。数少ない人類が戦争により絶滅しないために日々管理の目を光らせている。

 

 

・制約監視部門対違反魔術師部隊。通称闘犬隊。
 制約監視部門の中でも違反魔術師の撃滅に特化した部隊。名前の闘犬はIMFの犬である意味とケルト神話の英雄に準えて。過去に初代王家首領との戦いで部隊の過半数を失った。現在は再編され活動を再開している。

 

 

 

 

 

 

◎魔術連盟長ミザリア
 魔術連盟のトップ。推定年齢140歳の老婆。外見は60歳ほど。

世界中の魔術を修めている。朗らかだが食えない性格の老婆。不老であるが年齢を自在に変えられる。若い姿に保っていないのは「若い姿だと舐められることが多いし、惚れられては対応に困るでしょう?」とのこと。

 

「あら、こんな老婆に何の用かしら?」

 

 

 

 

 

◎魔術研究長官シーザー・キャンベル(カバラ)
 ユダヤ系。年齢は54歳。カバラ魔術を収める男の魔女。枠なし眼鏡をかけた冷たい印象の白人。白衣姿が特徴。IFOMの発足当初から籍を置く。元は自然科学専門の大学院生。オカルティズムに懐疑的だったが、災害後に呪術や魔術が物理的な現象としてからその研究に没頭した。
 魔術研究部門はIMFの組織発足と同時に設置された部門。世界中の魔術や呪物の研究を行っている。

 

「あああ、ありえない……! が、非常に興味深いッ!」

 

 

 

◎制約監視長官アルヴィン・ノイマン(ルーン魔術/邪視)
 スウェーデン系。34歳。背格好はブラックのスリーピーススーツに赤黒いサングラスを着用。髪は赤毛でオールバックにしている。父が元海兵隊であり軍隊仕込の格闘術を行う。全身にルーン刻印の刺青を施しており、格闘術とその眼の邪視を武器に敵を殲滅する。
 制約監視部門は文字取り魔術結社や魔術師を縛る制約(ゲッシュ)を管理する部門。エージェントは基本的に世界各地に散らばっており、制約違反した者を捕縛又は討伐して回っている。IMFの中でも戦闘に特化した部署であるが故に人員不足に悩まされている。派遣された地域で有能な魔術師がいた場合の勧誘も行っている。

 

「制約(ゲッシュ)違反者発見っと。まぁ、せいぜい足掻いて楽しませろや」

 

 

 

 

◎制約監視長官アルヴィン・ノイマン(ルーン魔術/邪視)
 スウェーデン系。34歳。背格好はブラックのスリーピーススーツに赤黒いサングラスを着用。髪は赤毛でオールバックにしている。父が元海兵隊であり軍隊仕込の格闘術を行う。全身にルーン刻印の刺青を施しており、格闘術とその眼の邪視を武器に敵を殲滅する。
 制約監視部門は文字取り魔術結社や魔術師を縛る制約(ゲッシュ)を管理する部門。エージェントは基本的に世界各地に散らばっており、制約違反した者を捕縛又は討伐して回っている。IMFの中でも戦闘に特化した部署であるが故に人員不足に悩まされている。派遣された地域で有能な魔術師がいた場合の勧誘も行っている。

 

「制約(ゲッシュ)違反者発見っと。まぁ、せいぜい足掻いて楽しませろや」

 

 

 

 

◎霊脈管理長官ヤン・バートマン(道教・呪禁)
 中国系。41歳。外見は20歳ほど。感情の起伏が乏しい。災害後間もない頃に生まれ、霊脈の影響を直に受けた。中国大陸で溢れかえった魔物たちを滅するべく道教の術を叩き込まれる。なりふり構わず力を振るった結果、中国大陸に龍の穴を1つ穿った。
 霊脈管理部門は各地の霊脈の調整作業や霊脈を使用した術式の管理を行っている。実質的にはその土地を守護する魔術結社が霊脈を所持していることになるが、霊脈を使用した術式に異常がないかを観る。エージェントのほとんどが道教の道士で構成されており、中国系も多いことから「チャイニーズ部門」と揶揄されることも多い。

 

「ふぅ……。今度は東南アジア大陸か。いい加減休みがほしいですね……」


・フリーランス

 主に結社を抜けた者たちや「はぐれ」の者たち。その土地を管理している魔術結社から出されるクエストを受けたり、国際魔術連盟から発注される依頼をこなして日銭を稼いでいる。

 

 

 

 

 

◎ロナウド・マーティン
 魔術的素養がほぼゼロ。しかし彼はその圧倒的な身体能力のみで凶悪な魔神や天使の軍勢、果ては巨大な邪龍さえ単身で挑んでは撃破してきた。彼のいるところには必ず破壊と闘争が巻き起こり、最後には平和になるという。

 彼は特に粗暴で身勝手な魔術師の前に現れては行動を嗜めるという。

 

「HAHAHA! 不埒な行動をする魔術師たちはキミたちかい? 悪い子には鉄拳制裁ダ!」

 

 

 

 

 

◎退治屋【ハンター】ダレル・コーバック(ルーン魔術/祓魔術)
 ワシントンDC郊外に住居を構える魔術師。年齢は37歳。短髪に刈り上げた頭髪にやや厳つい顔。ルーン刻印の描かれたジャケットや銃器を手に戦う。元魔術連盟制約監視部門の対魔術師部隊に所属していた。部隊のメンバーをとある事件で失い部隊を退く。現在は妖魔退治や魔術師討伐を高額の報酬の代わりに引き受ける退治屋を営んでいる。

 

「……助けたわけじゃねぇ。勘違いすんなよ」

 

 

 

 

 

◎退治屋【ハンター】見習いトーノ・ミサキ
 ダレルのもとで働いている日本人。年齢は15歳。ショートカットで幼気な印象。とある事件に巻き込まれ、40年前の日本からやってきた。快活な性格であり、誰にでも敬語で接する。

 

「え、えっと何かお困りですか? 手伝えることはありますか?」


 ・中立魔道大英図書館

 イギリス・ロンドンにある大規模図書館。災害前から世界中の書籍を集めていることで知られていたが、災害後は特に活版技術が失われていることからその価値は日増しに高くなっている。

 どこの組織にも属さず、独立した組織を謳っている。書籍の管理・収集・開示を理念に掲げており申請理由に疑わしいところがなければだれでも魔導書などの閲覧が可能となっている。

 

 

 

 

 

 

◎館長兼司書 トーマス・ベルヌーイ
 齢60になる老齢の館長兼司書。元は考古学者らしく様々な文化の増資が深い。又、多くの語学に精通している。魔導書の扱いにかけては一流であり、自身も上級悪魔を喚起する魔導書「大奥義書(グラン・グリモワール)」の使い手。本人は物腰やわらか。紅茶をこよなく愛する英国紳士。

 

「紅茶でもいかがですか? その間に資料をお探し致しますよ」


 ・独立自治区「地下鉄国(レール・カントリー)」

 アメリカ、日本、ヨーロッパ圏などの地下鉄及び地下シェルターを生活圏としている者達で構成されている。

 災害直前に地下シェルターへ逃げた富裕層が40年経った現在でも居住している。構成しているほとんどが一般人。

 麻薬売買、地上から連れてきた貧困層による鉱石掘削、災害前のアンティークでオークションをするなどアンダーグラウンドな市場となっている。又、地下鉄は稼働していないが復興させようと地上の魔術師たちとの間で発電所を巡る権力争いが絶えない。

 金と過去の権力で地下を統治する富裕層を、魔術師たちは「アンダー・ブル(地下の犬、地下の富裕層)」と呼び忌み嫌っている。

 

 

 

 

 

◎レール・カントリー:北アメリカ管理者「ジェイコブ・スミス」
 齢52になる肥満体の男性。災害前のレトロムービーをこよなく愛し、地下で映画館を設立。うす暗い部屋の中で笑いながら人や金を動かしている。アル・カポネを尊敬しておりいつしか地上でも彼のようにハバを利かせることを夢見ている。

 魔術的素養は持ち合わせていないが、採掘された鉱石類を高値で売り、呪的加工が施された武器を大量に仕入れている。

 又、彼の周りには国際魔術連盟を追われた魔術師なども雇われている。

 

「俺を説得したいならまず極上の葉巻とウィスキー、それとレトロムービーを持ってくるんだな」


 

・バチカン教会連合

 本拠地:南欧(バチカン市国)

 結界内の推定居住者数:4500万人
 各地のキリスト教会をつなげ、行路を切り開こうとしている。バチカンそのものが安全圏であり、その周囲の妖魔も力の弱いものたちで形成されている。現代に顕現した天使や神の姿を見て遂に世紀末が来たと多くのものが感じている。日々祈りを捧げているが、裏ではその祈りが力となっている。ヴァチカン市国南東端にあるサンピエトロ大聖堂が本拠地。

 

・聖堂騎士団
 ヴァチカン市国南東端にあるサンピエトロ大聖堂が本拠地。教会連合の下部組織。マルタ騎士団を母体とした騎士団である。政治のトップはローマ教皇であるが軍事面としてのトップは総長。

 

 

 

 


 

◎アーサー・ハワード(祓魔術)
 聖堂騎士団を統括する祓魔術師である騎士総長。35歳。ウェーブがかった金髪を肩ほどまでのばしている。質実剛健を胸としており、弱気を助け強気を挫く。しかし実際は自身は強く、美しい。なればこそ弱気をたすけなければならないというやや傲慢な考えに基づき弱者を救う。ややゲイの気があるが本人に自覚はない。戦闘スタイルは十字剣を用いた白兵戦に長けている。

 

「やぁ! 今日もいい天気だね。絶好の異端狩り日和じゃないかい?」


 

・聖サンタ・マリア学院
 ヨーロッパ圏全土から学生を募集している学院。母体は聖堂騎士団であり、祓魔術師や騎士の養成学校でもある。

 魔術的素養のないものも広く受け入れている。

 

 

 

 

 

 

◎リチャード・クラーク教授(無し)
 民俗学教員。年齢は43歳。魔術は扱えないが魔術・呪術の歴史に造詣が深く、対魔術師要因として名高い。隙あらば魔術の歴史的背景について説明したがる。

 

「ふむ、では実習講義を始めよう。なに、私の指示通り動けばすぐ終わる」

 

 

 

 

 

 

◎シンシア・トーマス(祓魔術/亜人)
 双子のエクソシスト。シャルルの姉。14歳。白い翼が生えており、双子の天使と呼ばれている。物静かで引っ込み思案な女の子。感覚が鋭く、他者を癒やす力に優れる。

 

「え、えっと……。シャルルがご迷惑をおかけしてごめんなさい!」

 

 

 

 

 

 

◎シャルル・トーマス(祓魔術/亜人)
 双子のエクソシスト。シンシアの弟。14歳。白い翼が生えており、双子の天使と呼ばれている。実直かつ活発な男の子。剣や翼を用いた体術、聖騎士としての腕前を磨いている。アーサーフリークで将来の夢はアーサー直属の部隊に所属すること。

 

「フンッ! 早く大きくなってボクもアーサー様みたいな騎士になるんだッ!」


 

・呪物行商旅団「ヘルメス」
 珍品・奇品の呪物を売りながら旅をする商団。行き場のない人や商魂たくましい商人が所属している。海運に関しては魔術海運船団「シン」が幅を利かせているためヘルメスの売り場は大陸が基本となっている。商売の傍らで各地の情報も収集しており、それも商品として売り出している。

 

 

 

 

 

 

 

◎ジョン・タナカ(カバラ/ケイオスマジック)
 自称東洋人の男。外見は30歳ほど。外見は日系人のようだが、顔にあまり特徴がなく印象に残りにくい。どのような僻地にもスーツを着こんでいる。メガネと七三分けした前髪がチャームポイント。経歴が一切謎に包まれているが商魂だけは逞しく、報酬によっては悪質な魔術結社にも商品を売る。

 

「あ、ドーモドーモ! 今日はいい商品が手に入ったんですヨ!」


 

・死霊の宴

 本拠地:東南アジア大陸(旧オーストラリア・キャンベラ)

 結界内の推定居住者数:10万人
 旧オーストラリア・首都キャンベラに拠点を置いている。死霊術とブードゥーを主に崇拝する者達の集まり。日々星の動きを観ながら、占術の結果をIMFに流す。又各地から集めた遺体を用いて結界を維持している。構成された多くのものが大切な人を亡くしている。
 

 

 

 

 

 

 

◎アイリス・ジリアン(死霊術/ブードゥー教)
 南アフリカ出身。死霊術を収めながら、ブードゥー教も学んだ魔女。アフリカ系の黒人。常に喪服に身を包んでいる。もともと民族学者であったがブードゥー教の村で生活する中で村の人々に認められ、ブードゥーシャーマンとしての地位にある。災害間もなく夫と子供を失い、蘇生させようとしたが失敗。代わりにと結界を為し、死せる者達を思う生者の安息の土地を築いた。

 

 

「ここは大切な人との安息の地。生と死が友の場所」


 

・ゾロアスター教団

 

 本拠地:西欧(旧アラブ首長国連邦)

 結界内の推定居住者数:200万人

 

 教典や教えを復刻させた教団。通常ゾロアスターの術は穢れを祓う白魔術系統しか存在しない。災害後対妖魔用に聖霊の加護でもって悪の精霊を抑え込む方法が開発された。この新しい儀式は一定の効果を示しているが不安定な要素も多く、しばしば道を違える術師も出ている。古くからの家柄からは邪法であると揶揄されている。

 

 

 

 

 


◎シャフルダード(ゾロアスター教)
 名前はペルシャで街の贈り物の意味。イラン系。19歳。褐色肌の端正な顔立ちの青年。あっけらかんとした性格で笑顔が絶えない。災害前の文化が好きでいつの日か旅行したいと考えている。好きなものはアメコミや日本の漫画。イランの首都テヘランに在住。ゾロアスター教の司祭の子。約10年ほど前に自然発生した邪龍をその身に封じ込められている。邪龍の化身だと差別されながらも本人は地域の人を日々守る。

 

「わぁい! キミはどこから来たの? よろしくね! マンガかアニメ見てく?」


 

・九龍
 本拠地:東アジア(旧中国・香港)

 結界内の推定居住者数:4000万人

 チャイニーズマフィアが母体。中国全土に渡り龍脈の調整を担っている。龍脈についての知識はIMFをも凌ぐと言われている。

 

 

 

 

 

 

 

 

◎四竜(形意拳)
 中国系。呼び名はスーロン。若干34歳にしてマフィアのボス。前ボスだった父親が死んだことにより引き継ぎ5年目になる。切れ長の目をしており、狐を思わせる。髪は後ろで一つくくりにしており、白いスーツを好んで着ている。敵や同じ失敗を3度繰り返すやつに対しては苛烈な制裁が行われる。女子どもに対しては優しい。

 

「シマを荒らした奴は城で飢え死にか、殴り殺されるかだ。好きな方を選べ」

 

 

 

 

 

 

 


◎リー老師(道教・呪禁)
 天仙に限りなく近いと言われる道士。仙人であり、不老。外見は白いひげを蓄えたハゲ頭の70歳。しかし実年齢は不明。好々爺としているが、不義や不誠実なものには幻術などを見せて人生を悟すなどしている。息子が魔術連盟にいるらしいが定かではない。

 

「ホッホッホ! 貴様の信念とやらをみせてもらおうかの?」


 

・ガンジスの流れ

 本拠地:南アジア(旧インド・ガンジス川流域)

 結界内の推定居住者数:3000万人

 インドはワーラーナシーに本拠地を置く。ヒンドゥー教の集まり。周辺の妖魔を淘汰して新人の育成及び安全の確保にあたっている。ヒンドゥー僧侶達は各地を放浪しながら妖魔討伐の任にあたっているためここにはよることは少ない。

 

 

 

 

 

 

 

 

◎ヴィシュヌ(ヒンドゥー教・ヨーガ)
 インド系。褐色肌に筋骨隆々とした42歳。白い歯がチャームポイント。よく笑い、よく踊る。放浪グセがあり、各地を旅しては人助けの日々を送っている。気まぐれに弟子を取ることが多く、弟子の数は200を超える。

 

「修行が足らんぞ諸君ッ! 筋肉最高! 苦行こそ至高への道也ィ!」


 

・四道衆

 本拠地:東アジア(日本・東京新宿)。又、各課によって拠点点在。

 結界内の推定居住者数:3500万人

 四道衆は神道、陰陽道、密教、修験道の4つの系統からなる組織。主に日本を守護する役を担っている。

 日本国内を護ることでも大変だが、世界的に国を維持している場所は少なく、妖魔被害に苦しんでいる地域が多いため助けを求める声も少なくない。そのため『海外派遣』や『渡海討伐任務』も言い渡されることもある。

 信者が多く中には地域まるごとが安全な結界になっているさえ場所あるという。日本は八百万の神と称して様々なものや大地に神を見てきた。そのため結界が多く、安全な場所の多い国である。ただし、それ以外の場所で反比例して多くの妖魔が巣食っている。
 このため世界的に見ても稀な「妖魔による被害」が少ない土地であるといえる。その半面「自然災害」、「飢餓」による死因が人口激減の大部分を占めている。東北などで大規模な農業プラントを開拓しているが、現在比較的供給が得られているものは米と大根、イモ類のみ。


 現在結界をなして主として安全を保っている地域は北海道、青森、東京、奈良、京都、大阪、鳥取、鹿児島、沖縄。

 北海道と沖縄に関しては別管轄である。

 

 

・特別退魔高等学校
 通称特高と呼ばれる日本の退魔師・魔術師育成機関。四道衆と同じく4つの学科に分かれている。
大阪に本校がある。通常、魔術師は結社やIMFから発行されたクエストを受理し、成功に応じて報酬が支払われている。

特高の場合はクエストが課題にあたり、報酬は単位で支払われる。又学校として設立されてはいるが魔術・退魔師の養成所も兼ねているため月々給料が支払われている。成績に応じて減額・増額がある。

 

 

 

 

 

 

◎鴉城命(アジロ ミコト)(神道・神楽)
 特高2年生の男子高校生。大阪天神橋筋沿いにある神社の一人息子。幼少より妖怪に好かれる体質を持ち、家には命を慕う善良な妖怪が何体も住み着いている。母親が元々この体質であり、短命だった母親を慕っていた妖怪も多い。将来は妖怪と人間の橋渡し役になるような人物になりたいと考えている。使役する付喪神は烏天狗を模したお面「鍬口(クワクチ)」。正邪問わず妖怪と友達になろうとする命に日々肝を冷やす。小言が絶えない。戦闘時は中指が烏の嘴のように鋭く尖った鉄籠手に変化し、命の武器となる。普段の人間体は命の今は亡き母親に似た女性に变化する。

 

「近所の妖怪が噂してたんやけど、何か困ってるなら力になるで?」

「ミコト! また厄介ごとに首を突っ込んで! この鍬口が許しませんよ!」

 

・四道衆密教課

 

 本拠地:東アジア(日本・和歌山高野山)

 

日本各地の寺を基点として大規模な結界を構成している。

その他特別退魔高等学校の運営など次世代の退魔師の育成にも力を入れている。

 

 

 

 

 

 

  
◎阿闍梨大僧正(アジャリ ダイソウジョウ)(密教)
 51歳。密教の阿闍梨の位に身をおく男性。ハゲ頭でよく笑う坊主。和歌山県高野山に本拠地を置く。大阪弁のなまりが強く、趣味は囲碁・上方落語・新喜劇。用いる呪術は明王系が多く、その炎は妖魔を塵も残さず燃やす。

  又、特別退魔高等学校の校長でもある。生徒達からよく親しまれている。

 

「ちょいお茶でもしながら休憩せんか? なに、ちょっとくらいさぼったかて構えへんて!」

 

・四道衆修験道課

 本拠地:なし。日本各地の山岳地帯に点在。

 日本各地の山脈を歩いて修行すると共に危険地帯の封鎖や妖魔討伐を行っている。本拠地は熊野三山だが、日本各地の山々が活動範囲。能動的に妖魔を叩く部署である。

 

 

 

 

 

 

 


◎玄垓(ゲンガイ)(修験道)
 修験道の僧侶である男性。厳格な面構えの武人。元はマタギであり、その銃の腕は数キロ先の的も的確に射貫く。年齢は63歳。使役する護法童子は龍神の「壬(ミズノエ)」。生意気な少年の風貌に变化している。姿は玄垓の今はなき息子を模しているという。

 

「ワシから逃げるなら数十里は離れるこったな」

「キシッシシ! ジジイに狩られるようじゃまだまだだなァ!」


・四道衆陰陽課

 本拠地:東アジア(日本・京都五条)

 日本の呪術や魔術研究を行う部署。吉凶占術にて政治の支援も行っている。本拠地は京都。社会に紛れ込んだ妖魔の発見・討伐など情報戦に長ける。知略に特化している部門。

 

 

 

 

 

 

 


◎土御門伊佐奈(ツチミカド イサナ)(陰陽道/密教)
 陰陽頭である女性。年齢は29歳。世間から隔離され陰陽道を叩きこまれた。嘘は嫌いだが、仕事と割りきって甘言繰言を手足のように使う。甘いモノが好き。神道課所属の隆明に惹かれている。最近は婚期を気にしているご様子。

 

「あぁああ、また妖魔ァ!? また合コンに送れるじゃん!?」

 

・四道衆神道課

 本拠地:東アジア(日本・大阪)

 大阪は住吉大社に本拠地を置く。主に結界守護や淀んだ霊地を祓うことが業務である。修験道が攻めならば神道は守りでもって日本を安寧に保っているといえる。

 

 

 

 

 

 

 

 

◎御堂隆明(ミドウ タカアキ)(神道・神楽)
 185センチと大柄な体格の男性。32歳。竹を割ったような性格であり、困っている者には迷わず身を挺して助けを差し伸べる快男児。趣味は剣術稽古と囲碁。密教課の阿闍梨僧正とはよく囲碁で戦って泣かされている。剣術に才がある。パートナーには小太刀の付喪神である「鶴姫」を持つ。瑞江は姉である。

 

「よっ! 元気に腕磨いてっか?」

 

 

 

 

 

 

◎御堂瑞江(ミドウ ミズエ)(神道・神楽)
 154センチを小柄な体格の女性。34歳。6歳になる子供がいる。巫女であり女神主である。夫は一般人。剣術の才は隆明に劣るものの、弓術では圧倒する。災害前のファッションが好きで古着屋にいっては買っている。

 

「ハッ! 主婦なめんじゃないわよ!」

 


 

・王家

 本拠地:北欧(旧イギリス・ロンドン)

 結界内の推定居住者数:1000万人

 イギリスのロンドン。時計塔の近くの本拠地を置く。ソロモン72柱の魔神を使役する魔術結社。中立魔道大英図書館と顔が利く。中東においてファミリーネームは存在しないため、この結社員を呼ぶ際には「ソロモンの血の者達」「王家の術師」と呼ばれることが多い。

 構成員の多くがソロモンの末裔たちで構成されている。その中でも一定以上の血の濃さを持つ者達が魔神を召喚し得る。

 

 

 

 

 

 

 


◎アンブローズ(ソロモン王の鍵)
 現首領。浮世離れに世間離れのお坊ちゃん。実力は確か。甘いものに目がない。又、現在世界で唯一72柱全てを喚起できる魔術師である。

 噂では四つの巨大な悪霊を同時に喚起できるという。

 

「私に何用かな? ほう、取引……外のスウィーツ……。話を聞こう」

 

 

 

 

 

◎カルミレ・スチュワート(ソロモン王の鍵/吸血鬼)
 男装の麗人。毅然としており、滅私奉公で王家に仕える。家事全般から戦闘までをこなす優秀な執事だが困ったら力づくでと、やや脳筋。名前のカルミレは花のカモミールから来ているが彼女を揶揄する輩からはカーミラと誹りを受けている。戦闘ではサブノックを呼び出し、様々な武器で持って相手を制圧・殲滅する。見世物奴隷として迫害を受けていた所を前首領のリチャード・メイザースに拾われる。娘のように大切に育てられた。アンブローズは使えるべき主人だが淡い好意を抱いている。

 

「アンブローズ様に仇為すものは須らく八つ裂きにしてやろう」


 

・ヴァイキングホーン

 本拠地:北アジア(ロシア・サンクトペテルブルク)

 結界内の推定居住者数:500万人

 ルーン魔術の集団。武器にルーンを刻んで手作業で製造している。鉄鋼工場はほとんどが妖魔にやられたので数少ない工場を用いて1から作っている。大量生産は不可能だがその確たる技術力で着実に武器を製造している。

 

 

 

 

 

 


◎ホーガン・ブルクハルト(ルーン魔術)
 ロシア系の武器商人。年齢は66歳。痩せぎすで酒臭い老人。武器の開発・製造を一手に行っている。魔術連盟が嫌い。金額をふっかけて武器を売っている。22歳の一人娘がいるが世界中を旅しているため気が気でない。

 

 「アァン!? てめぇ連盟員か! ペッ! おとといきやがれってんだ!」

 

 

 

 

 


 

・魔術海運船団「SEEN」

 太平洋全域に渡って海運業を一手に引き受ける集団。危険な海の魔物から荷物や人物を護り、無事に大陸まで届けることに絶大な信頼を魔術師たちから得ている。元は海賊だったものが多く、中には多額の運行料金を払えず品物として売り払われる者もいるという。

 

 

 

 

 

 

 

◎船長ダニエル・マーフィー(ルーン魔術/ウィッチクラフト)
 ウクライナとブラジル系のハーフ。2メートル近くある大柄な黒人。48歳。元ホーガンの弟子。腕を妖魔に食われ、義手にしている。義手にしてからは海運業を営んでおり、今では海運のトップにまでなっている。性格は陽気だが、金銭関連になると冷徹な商人となる。

 

「さぁて今日もどこまで行くか!」

 

 

 

 

 



・錬金会

 本拠地:北アメリカ(アメリカ、ワシントンD.C.の旧国際通貨基金跡地)

 結界内の推定居住者数:300万人

 錬金術の学会。世界各地に研究した品を送っている。現在生きている工学製品・化学製品のほとんどがここから製造され流通している。日夜魔術を習得していない人々でも妖魔に対抗できる武器の開発に勤しんでいる。本拠地はスイス。

 

 

 

 

 

 

 

 
◎マイク・ゴードン(錬金術)
 変人学者。妖魔博士と名高い。ドイツ系白人の学者。大きな眼鏡、よれよれの白衣とスーツが特徴。フィールドワークが趣味であり、捕獲した妖魔を解剖しては生態調査を行っているという。

 

 「構成物質、材質、ふむなるほど。そこのキミ、少し手伝ってくれたまえ」

 

 

 

 

 


 

・魔女の集い

 本拠地:西欧(旧スイス・ベルン)

 結界内の推定居住者数:2000万人

 民間呪術を用いる魔女たちの集まり。基は医療系のNPO法人であり、医療技術の復興に日夜心血を注ぐ。又、シングルマザーや親を失った子供たちの保護も行っている。荒廃した世界で子供を守る母親たちの互助組織としても名高い。本拠地はフィンランド。

 

 

 

 

 

 

 


◎セダ・チャンドラ(ウィッチクラフト)
 中東出身。フィンランド在住。大学病院跡地で医院兼学校を営む。学校に関しては初等・中等教育が主。それより上は自身の医院で医療・薬草学を学ぶか海を渡って聖サンタ・マリア学院に進学するかを選択させる。シングルマザーであり一人息子がいる。

 

「大丈夫! 私が絶対に助けてみせるからね!」

 

 

 



・呪装服飾店「ヴィーナス」
 フランスはパリの裏路地でひっそりと営まれている服飾店。服飾文化の復興・発展を掲げている。店内は所狭しに様々な文化圏の衣装が並べられている。蓄音機でモダンなミュージックが流れる奇妙な店。

 

 

 

 

 

 

 


◎シンシア・アントワーヌ(ウィッチクラフト/密教/ケイオスマジック)
 ドレスを武器にする女店主の店。服は女の武器であり鎧がモットー。服のいいモデルに出会うと興奮してしまう。バイで特にロリショタ好き。
ドレスは内生地に曼荼羅模様が描かれている。ドレスの繊維は特殊な樹木と粉末の鉱石を織り込んでいる。きらびやかに舞いながら妖魔を駆逐する。

 

「ドレスは女の鎧であり武器。素敵で華麗な舞踏会を始めましょう?」

 

 



・樫の木の民

 本拠地:西欧(旧ドイツ・シュヴァルツヴァルト)

 結界内の推定居住者数:20万人

 ドイツの森の奥深くでコミュニュティーを形成している。過去の暮らしを重んじる者達で溢れており、現代機器の類はほとんどない。皆が一様に自然に感謝をして助け合いを念頭に暮らしている。やや閉じがちであり、外のものには冷たい。

 

 

 

 

 

 

 

 


◎シェイバー(ドルイド教)
 ひげを蓄えた老人。年齢は60歳。樫の木の杖を持ち歩き、この森を統括している。政治、妖魔討伐、医術など様々な事柄を管轄しているが大の女好き。ただしコニーに手を出す輩には呪術でもって容赦しない。若者言葉でよく話す。口癖は「オーディン神よりゼウス神のがいかしてるよな」

 

「おぉ! アンタ、いい体してんじゃん。俺と今夜どうよ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 
◎コニー(ドルイド教/亜人)
 ドイツ系白人のハーフワーウルフの娘。年齢は15歳ほど。森の中、ヤドリギの大樹に根本に捨てられていた。耳と尻尾がフードから覗いている。親代わりのシェイバーを慕っているが酒や女性関連をたしなめているため母親のような立ち位置。喜怒哀楽のころころ変わる子であり、敬語で話す気立てのよい子。

 

「私コニーって言います! 人間さん、宜しくお願いしますっ!」

 

 


・独立傭兵部隊M3

 本拠地:南アメリカ(旧ブラジル・永久の夜の島周辺)

 結界内の推定居住者数:3000人

 Money、Murder、Madの3つを主として行動している集団。荒廃したこの世界において己の欲のためだけに動いている。修得魔術は古今東西様々なモノを学んだ者達で構成され、魔術や宗教は信仰する対象ではなく妖魔を殺すためだけの技術であると考えている。徹底した利潤主義。武器は災害前の銃火器を改造して使っている。本拠地は戦争により三日月状に抉れた土地。旧ブラジルである「永久の夜の島」。ここには妖魔は存在せず、ずっと夜である。

 

 

 

 

 

 

 
◎キース・クロムウェル(ケイオスマジック/錬金術)
 無類の女と酒好き。戦いは勝てば良いが第一主義。片っ端から有用な魔術を覚えて回った傭兵。元アメリカの特殊部隊に所属していた。

 

「ハッ! くそったれな世の中なんだ。死ぬまで楽しまなきゃ損だろうが!」

 


 

・吸血貴族

 本拠地:東欧(旧ルーマニア・トランシルヴァニア)

 結界内の推定居住者数:1万人

 吸血鬼によるコミュニティ。本拠地はルーマニアはトランシルヴァニアの古城。旧支配階級を模した制度を敷いている。吸血鬼の権力者たちは中世の貴族のような装いで貴族然とした暮らしをしている。

 

 

 

 

 

 

 

 
◎クリスティ・トランダフィール(吸血鬼)
 名前の意味は薔薇のキリスト信奉者。災害当初に霊脈の影響を受けて吸血鬼となった。吸血鬼の統治者として祭り上げられたが、本人はこの立場から退きたいと考えている。

 

 「私は、ただ静かに暮らしたいだけなのだ……!」


 

 

 

 

 

 

 
◎モンド(亜人)
 元ドイツ人の人狼。名前は月の意味。差別されている亜人の現状に対して憤慨している。亞人は個々の個性が強いためコミュニティアを築くには至っていないが、いつしか人間達に反旗を翻そうと考えている。

 

「いつから人間ってのは畜生より上等になったんだァ? アァ!?」

 

 

 

 

 

 

 

◎ソニア(邪視)
 中東系の少女。年齢は12歳。眼を包帯で覆って生活しているが、霊感が鋭いためなんら支障なく生活している。普段は明るい少女。霊媒体質であり、悲哀に暮れるゴーストなどを見ると一心不乱に助けてあげようとする。親に捨てられたが、優しい老夫婦に拾われて生活している。

 

「この眼は光を感じないけれど。せめてアナタの道に光を」

 

 

 

 

 

 

 

◎エリック(機械人形/ゾロアスター教)
 名前の由来は永遠に力強いという言葉から。機械仕掛けの街在住。もともとゾロアスター教の天使を象られた彫像だったが、霊脈の影響で魂を得た。自分はなぜ生命を得たのか考えると共に同じような境遇を持つ機械人形たちを守っている。

 

「生命とは、人とは、信念とはなんだ。なぜ、私たちは考えるのだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

◎七島権兵衛(機械人形/神道・神楽)
 お茶運びのからくり人形の付喪神。噺家のようなしゃべりで情報通。そこいらにお茶を一杯貰いに来ては有益な情報を喋っていく。日本の京都は五条周辺に出没。

 

「へい! ちょっくら一杯お茶いただけませんかねェ? アッシもう喉がカラカラで。いやね、お礼といっちゃあなんですが美味い話があるんでさァ」