●世界観背景

 世界各国に古くからある血を吸う化け物の総称です。

 災害後、龍脈の影響を受けて体組織が変化した人々が吸血鬼となりました。『吸血鬼』と呼ばれてはいますが、血を吸うことより精気を吸収することが多くあります。精気とは生気(生きる気力)であり、文字通り生きる気力を喰らって彼らは生きています。中には霊脈そのものを食べて生き永らえている者もいるようです。

 出自から、彼らは一般人や魔術師の区別なく意味嫌われています。霊脈を食べれば土地は痩せてしまい、精気を喰らえば死ぬか、息ながらにして死人のようになってしまいます。

 吸血鬼は二派に大きく分かれます。吸血鬼として生活するもの、隠すものです。前者は前時代的な貴族然とした社会を築いており、多くの創作物で描かれてきた『吸血鬼像』に魅了されています。後者は迫害を恐れ、平和な暮らしに憧れてフリーの魔術師となるものもいます。

 荒廃のマギカ内においては龍脈の影響により体組織が変化し、精気を喰らう化け物となっている。数そのものは少数だが理性を失わなかった者の多くが霊脈にとどまり 人と関わらない生活を送っているとされる。ヨーロッパ圏においては逆にドラキュラに着想を得た者達が旧支配階級を真似て貴族然とした生活を送っているところも存在している。彼らは人間から搾取することのみを生きがいとしており、またそんな彼らのみを標的とした「吸血鬼ハンター」も一定数そんざいしている。特にスラヴ圏では古くから存在している吸血鬼ハンターの伝承「クルースニク」に似た者もいるとされる。 


◎史実・文献補足
●吸血鬼(ヴァンパイア)

  世界各国に古くからある血を吸う化け物の総称。古代バビロニアより以前からあったとされる。死したはずの生命が蘇り、生命の根源たる血を吸って生き永らえる化け物を指すことが多い。現代における一般的な吸血鬼のイメージは作家ブラム・ストーカー著作「ドラキュラ」がほとんどを占めているといっても過言ではないが、吸血鬼なる化け物の伝承・伝説は古くから存在している。ヨーロッパ圏においては血肉を喰らう人狼伝説が発展した結果との説もある。その他古くなった物が魂を得て成ったり、収穫されなかった作物が怨念を得て成るという半ば日本における付喪神のような描かれ方をしていることもある。

 ただし血を吸う行為はそれそのものよりも、生命の源たる精気を奪い取るという意味合いが強い。そしてしばしば吸血鬼が血肉を喰らうことから「血を吸う」化け物の伝承が語り継がれてきたとされる。

 


●関連NPC

『朱薔薇の信奉者』クリスティ・トランダフィール(吸血鬼)

 

❖初期取得オススメスキル

・吸精:貫通呪的攻撃を行うと同時に、敵から精気を吸収できるスキル。

 

・老練の業:武器攻撃による火力を底上げすることができる。

 

・変身能力:判定そのものをクリティカルにする。命中なら必中とダメージ増加、回避であれば確定回避など。