●世界観背景

 1970年代にアメリカで生まれた魔術です。他の魔術・思想を流用して自己流の魔術を構築、実践することを目的としています。

 災害後、多くの新興宗教や魔術が運用困難とされて禁止される中、混沌魔術はその体系から難を逃れました。魔術的才能の乏しい、又はほとんどない者でも使えるとあって一般人でも学ぶ者がいます。ただし自身で魔術を創作する特性上多分に危険も孕んでいます。

 妖魔を倒すことで生計を立てているフリー、その中でも結社に雇われる『傭兵』が好んで修める傾向にあるようです。

 荒廃のマギカ内においても現代から続く、理論的・実践的魔術であることから信者が多い。自分の素養や信心によって形を自由に組み替えられる魔術として人気を博しており、傭兵の多くがこの魔術を学んでいる。ただし魔術の理念が異質であることや魔術を純然たるツールとしてしか見ていないことから他の宗教・魔術組織からは軽んじられる傾向にある。

◎史実・文献補足
●混沌魔術(ケイオス・マジック)

 1976年にアメリカ合衆国・デッドフォードで発祥した魔術体系。それまでの歴史上で生まれてきたあらゆる魔術とは根本から異なる魔術であり、「理論・思想を他の分野から流用してくみ上げ、自身で術を制作し実践する」という。実践的であることが重要視されており、流用する分野は魔術・宗教だけにとどまらず科学や哲学といったものにまで手を伸ばしている。その行為をケイオスマジシャン自ら「魔術的パラダイムシフト」と呼称している。自身で試行することが求められているため、師弟であってもその術理が異なることも多いという。その過激ともいえる思想から他の魔術結社から倫理的問題を指摘されていたが、時代に伴ってより洗練されてきたといわれている。

 「何も真実ではない、全ては許されている」という中世ペルシアに実在したアサシン教団教祖・ハサン=ザッバーフの言葉が根本の考え方として挙げられる。「真に客観的心理など存在せず、故にあらゆることは真実であり可能である」という解釈がある。

 それまでの宗教・魔術とは異なり、ただ信仰・信念といったものを受動的に無意識に信じ込むだけでなく自らの意志によって意識的に利用する、ツールとして磨き続けている。

 


●関連NPC

『呪術傭兵』キース・クロムウェル(ケイオスマジック/錬金術)

 

❖初期取得オススメスキル

・neitherneither:取得後から敵の呪的攻撃をセッション中3回まで無効化できる。

 

・セルバイター:喚起中、財産点消費して振り直しが可能になる。

 

・Convert:財産点を消費するスキルが多い中、精気を消費して増やせることが可能になる。